商品詳細
CMC(Common Mark Certificate)は、 企業が送信するメールにブランドロゴを表示するための証明書で、BIMI(Brand Indicators for Message Identification)という規格に基づいています。
従来は、ブランドロゴをメールに表示するには「VMC(Verified Mark Certificate)」という証明書が必要で、ロゴは商標登録済みである必要がありました。しかし、CMCの登場により、商標登録されていないロゴでもGoogle/Gmailで表示可能になりました。
※CMCをサポートするのはGoogle/Gmailのみです(2024年10月時点)
※CMCではGoogle/Gmailでロゴの横の青いチェックマークは表示されません。
認証マーク証明書(VMC)、コモンマーク証明書(CMC)のロゴサポートの違い
認証マーク証明書(VMC) | コモンマーク証明書(CMC) |
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CMCを導入することでVMCと同様にメールにブランドロゴを表示可能となり、下記のような導入利点があります。
- ■送信元の信頼性の向上
- CMCを取得することで、メール送信元の信頼性が向上します。CMCは、ドメインの所有者情報の確認やドメインの検証、組織の法的な存在の確認などの厳格なプロセスを経て発行されます。受信者はDMARCの認証がパスした、信頼できるメール送信元からのメッセージであることを確認できます。
- ■フィッシング詐欺対策
- DMARCは、フィッシング詐欺などの不正なメール送信を防ぐための有効な手段です。Email送信者はDMARC対応に加えてCMCを取得することで、受信者に正規の送信元からのメールであることを容易に認識してもらえます。
- ■ブランドの強化
- CMCは、メール送信元のブランド価値を高める効果があります。CMCを取得することで、ブランドの信頼性やセキュリティへの取り組みをアピールすることができます。
- ■受信者の信頼獲得
- ブランドロゴを表示することで、受信者はメール送信元がDMARCのチェックをパスした、信頼できるものであると認識できるようになります。CMCは、メールの送信元の正当性を証明するマークとして機能し、受信者に安心感を与えます。
具体的なCMCの適用方法や詳細については、CMCを提供するデジサート社のガイドラインやドキュメントをご参照ください。
デジサート社 マーク証明書(VMC/CMC)取得のためのステップ
- なぜ、CMCが選ばれるのか?
- 登録商標であるロゴは、国際的な審査を経て認証されているため、第三者による不正使用やなりすましが非常に困難です。その為、VMC利用時に登録商標が求められています。しかしながら、ロゴの登録商標手続きには時間を要するケースが多々あります。登録手続きの間までの間も、ブランド強化とお客様への安心感の為に導入を決めるケースや、登録商標を改変しなければならないケースなどで、CMCが選ばれております。
ご購入後のクーポンご利用方法
- 納品メールに添付されているCMCの割引クーポン(バウチャーコードが記載されたPDF)をご確認ください。
- CMCの割引クーポンに新規取得用と更新取得の2つのURLが記載されております。どちらかのURLにアクセスいただき、デジサートのCertCentralにログインして下さい。
- デジサートのCertCentralにログインいただくと、決済済みの証明書申請ページに遷移します。
- 画面の指示に従い入力を行い完了画面まで進めばCMC証明書の申し込み(発行申請)が完了となります。
ご購入時の注意点
CMCのご利用には設定したいロゴの商標登録、DMARCの設定(p=rejectまたはp=quarantine)、DNSの設定などが必要です。ご購入に際しては各ご担当者様(外部サービス利用や管理を委託されている場合は委託先)へ事前に必ずご相談ください。
詳細につきましては、デジサート社のサイトもあわせてご確認ください。
ドメインにDMARCを設定しVMCの資格を取得する方法